2025/09/18 12:41
私たちの五感の中で、もっとも意識が向きやすいのは「視覚」といわれています。
実際、日常生活の中で最も多く使われている感覚のひとつとされていて、
文字を読んだり、表情を読み取ったり、空間を把握したりするのもすべて視覚の働きです。
学習や対人関係、仕事など、あらゆる場面で視覚情報が中心になることが多く、
脳の約30%が視覚情報の処理に使われているとも言われています。
だからこそ、日々目にするものを「美しい」と感じる景色や、
見ていて安心できる人や物に変えていくことは、心にも目にも大きな影響を与える。
美しいものを見続けることで、目の輝きは自然と増していき、さらに多くの美しさを感じられるようになっていく。
聴覚や触覚など他の五感ももちろん大切だけど、「目から入る情報」は私たちの行動や感情に強く影響するから、
最も意識が向きやすいのは自然なこと。
「目を見ればその人がわかる」と言われるように、目は心の鏡。
赤ちゃんや子どもの目がキラキラしているのは、純粋な心がそのまま表れているから。
日々、美しいと感じるものに目を向けることで、私たちの目も、心も、少しずつ輝きを増していく。
自然の景色、愛する人達… そんなものに囲まれて暮らすことで、心は整い、目にはその輝きが宿る。
そしてその輝きは、周りの人にも癒しや優しさや安心感を届けてくれるのかもしれない。
