2026/08/27 11:12
私が作品に使っている精麻について、今日は少しご紹介します。
現在、精麻の仕入れがかなり難しくなっています。
特に、私が使っている栃木県の野州麻は、必要なときに仕入れられるものではなくなってきました。
入荷しても一瞬で完売してしまうことがよくあり、作り手としても、精麻を仕入れることの難しさを感じています。
栃木県の野州麻
私が仕入れているのは、栃木県で作られている野州麻の精麻です。
栃木県では、古来から麻の栽培が受け継がれてきました。
私が選んでいる精麻も、400年以上続く麻づくりの歴史を持つ生産者さんのもの。
長い年月をかけて受け継がれてきたものだからこそ、素材そのものにも魅力を感じています。
実際に手に取ると、一本一本の表情や艶があり、日本で古来から大切にされてきた精麻ならではの、神聖で清らかなエネルギーを感じます。
私はそんな精麻を、天然石と組み合わせたり、一本一本手編みしたりしながら作品にしています。
特等精麻について
中でも特等精麻は、入手することが特に難しくなっています。
黄金色のような艶があり、自然素材ならではの美しさを感じる精麻です。
もちろん、特等だけが良いということではなく、それぞれの精麻にそれぞれの良さがあります。
私自身も、その時にご縁のあった精麻を選びながら、作品にしています。
精麻とのご縁を大切に
今は、必要なときに仕入れられる素材ではなくなってきたからこそ、手元にある精麻も大切に使っています。
一束の精麻から、どんな作品を生み出そうか。
素材の表情を見ながら、その一本一本を大切に使っています。
精麻は、長い時間をかけて育てられ、たくさんの人の手を通して、私たちのもとへ届くもの。
作品を手に取ってくださった方にも、そんな素材の背景や、精麻そのものの美しさを少しでも感じていただけたら嬉しいです。
これからも、その時々にご縁のあった精麻を使い、一つ一つ手仕事で作品にしていきたいと思います。

